「あめはよふけすぎぃ〜に雪へとかわるだろ〜う　」

そう、今日はクリスマス・イヴ。
イヴで休みにもかかわらず、家に居るのは寂し過ぎるなんて言わないで（苦笑）
有意義に過ごせたから、良しとしましょうや。

本題。
M-1グランプリ2006　決勝を見てました。
参考までに決勝メンバー決定してからの記事はコチラ
今年は2003年チャンピオンのフットボールアワー、アマチュアの変ホ長調、
5人漫才のザ・プラン9が出場と初づくし。

そんな異様と言うか、混戦模様といったメンバーの中の
イチ押しコンビはチュートリアル。これは去年から変わらず。
去年優勝の同期、ブラックマヨネーズの次を目指せ。
カギは徳井の壊れっぷりかぁ。

さて、ファーストラウンド。
ネタを見た感想は......、
率直に面白さで言うと、フットボールアワー「戦隊もの主題歌」
チュートリアル「冷蔵庫」が、ひとつもふたつも抜けていたと感じた。

紳助が、トータルテンボスの出番が終わったあと言ってたっけ。
正確には思い出せないが

「面白いが有効打がない。空気が充満してる。その空気を爆発させるのは？」

確かこんな事を言うてたような。

そして会場の空気を爆発させたのが、次のチュートリアル。
一線を越えてからの、徳井のボケというか壊れっぷり。
バーベキューのネタと流れ的には似ていたと感じたが
涙出るほど笑ってしまった。

おおかたの人が「なんで」と言う声を発しそうな出来事も。
8番目で登場した笑い飯。
いつものように、2転3転と発展していくネタ。
フットボールアワー、麒麟と同じく安定した力を見せつけたが
その麒麟と1点差で敗退。

ここで見ながらメモ取ってたので、得点を１位から順に書き出すと

チュートリアル、664点。フットボールアワー、640点。麒麟、627点
笑い飯、626点　。トータルテンボス、613点。ライセンス、609点。
ザ・プラン9、597点。変ホ長調、576点。POISON GIRL BAND、570点。

POISON〜は初見。
トップバッターというのがもろにひびいたのか
好みで言うと変ホ長調とともに、淡々としたテンポが苦手やなぁ。
点数上位から見ていくと、「やはり、ニヤリッ！」
て感じですか。

最終決戦は、ルールによって成績上位からネタ順を決めれる事にのっとって
チュートリアルが3番、フットボールアワーが2番、麒麟が1番に。
3番はブラックマヨネーズが去年そうだったし、縁起担いだかぁ。
麒麟もこれまた、去年といっしょ。

順番にネタを見てから思ったのが、気のせいか麒麟は
川島が気負ってたのか、後半カミ気味だったような気が。
悪くないとは思ったが、フットボールアワーの取り皿何枚も出て来るネタや
チュートリアルの自転車のチリンチリン盗られて
飲み明かしたり、インド行ったり、果ては行ずりの女と寝たり......。
ここでも見るみるうちに壊れていく、徳井が見物だった。
麒麟は正念場で優勝も狙ってるはずだが、今日の出来やらいろんな事を考えても
フットボールアワーとチュートリアルに水をあけられていた気がした。

審査結果はパーフェクトでチュートリアル。

コメントでは福田は「はじめて１位になった」

徳井はもの凄く緊張していて、していない振りをするのが大変だったらしく

「はやく家へ帰って、ゴロンッ、てしたい」と。

そうか、あの壊れっぷりは緊張の裏返しだったのか......。

会場にはブラックマヨネーズの姿もあり
優勝してから、小杉の髪の毛が増えたらしく
フットボールアワー優勝で、岩尾の髪の毛が増えるのを見てみたかった気もするが。

いろんな思いが、出場者や観客、テレビ視聴者共々あると思うが