バトン遅延のお詫びとDVD「タイヨウのうた」を見て

最近ボクのまわりでバトンが流行りだした。
人のブログやネットサーフィンしていて目の当たりにすると
「回って来んかなぁ」
などと寂しい思いをする時があるが、いざ来たら来たで
答えるのに七転八倒、頭を悩まされる。
というわけで、由香衣氏から回ってきたバトン。
未だに考え中......、というか「好きな歌手」についてのバトン 。
洋邦、ジャンル問わず何でも気に入ったものは聴くと言うスタイルなので
1アーティストに絞りきれてません。
もう少しご猶予を......。

さて、日本アカデミー賞から一週間経ちました。
授賞式で見て初めて
あっああ...、みたいに思う作品がいっぱいで
いまいち盛り上がりに欠けた印象が。
確かにキムタク主演(なのに会場に居ず)の「武士の一分」や
男たちの大和/YAMATO」など話題作はあったけど。

そのなかで新人俳優賞に選ばれたYUIタイヨウのうた」。
映画が公開されてる時に流れていたCMと
現在はDVDも出ていて少なからず気になっていて、
何回か借りようと思うも、他のをレンタルしていたが
よくお邪魔するいもさんのブログでも「心に残った映画」の第3位になってて
「今回は必ず見やな」の思いを胸にTSUTAYAへ。
見る以前の知識はヒロインの女の子が、XP(色素性乾皮症)という病気で
紫外線を浴びると死んでしまうかもしれない、それくらいで
主役のYUIにしても偶然見た「僕らの音楽」で聴いたくらいで透明感のある声。
それくらいの印象だった。

本編を見た感想は......、
映像がきれい。
雨音薫(YUI)と孝治(塚本高史)との出会い、ふれ合いも瑞々しくて、
何度も胸が「キュンッ」となってしまった。
30越えたおっさんが「キュンッ」?
と言う声も聞こえてきそうだが、ご容赦を(苦笑)

他にも見所は沢山あるけど、いちばんは薫の歌うシーン。
駅前で、横浜でのひまわりの写真のまえで
そしてレコーディングの場面で。
必然的に目頭が熱くなり、鳥肌を立ててしまった。
とくにレコーディングのシーンは前に孝治との
「ギターは弾けなくなったけれど、声は聞こえてるよね」のやりとりの後だから
薫の心情を吐き出してるかの様で、心に沁みる所だった。

余談だが孝治が初めて薫の歌を聴きに駅前に行ったときにマギーが
出ていたのだが、着ていたTシャツに
「SPEED WAY」、そしてIDEN&TITYの文字が。
「悪魔とドライブ」のメロディーが一瞬流れた。

ちょっと脱線したが、大人になってよくも悪くも
いっぱい汚いものを見てきた身として、
新鮮な気持ちを思い出させてくれる映画でした。
そしてあの声は心に響き、見終わってからもずっと余韻が続いている。

公式サイト

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