最近はCDばっかりで、たまったカセットテープなど全然聴きもせず、
この間も整理しようと箱を開けてみると、カセットの中に数本のビデオテープが。
なんとあの番組を録画したビデオテープが、K-1を撮り貯めたテープと一緒に数本残っていたのだ！
その番組のタイトルは

夢の乱入者

15年以上前か、関西テレビで金曜いや土曜の夜中やったか
確か「真夜中テレビ」という枠の月１回放送で、毎回ゲストを二人迎え、
レギュラーメンバーの渡辺香津美(G)、清水興(B)、東原力哉(Dr)、島田昌典(Key)と
セッションを繰り広げるといった、贅沢な音楽番組。
世界的に有名なギタリストの渡辺香津美と
ナニワエキスプレスの清水興と東原力哉がテレビに出てたんやで〜
下手の横好きで、高校〜大学とバンドでキーボードを弾いていた身にとっては、
毎回寝る間も惜しんで、時に録画もしながら見ていた記憶がある。
今現在「僕らの音楽2」、「新堂本兄弟」と似たような番組があるが
セッションの緊張感はこの番組の比ではない。
実はこの番組を見てから気になっていたバンドがある。
それは日本のロックの歴史みたいな記事でよく目にしていた「紫」だ。
BEGINの比嘉栄昇とザ・スリル(今はわからん)のYUKARIEの回で
YUKARIEはキング・クリムゾンの「21世紀の精神異常者」をメンバーとやってて
間奏は原曲そのままに、見てて鳥肌が出るくらいの緊迫感。
一方で比嘉栄昇はデレク＆ザ・ドミノスの「Bellbottom Blues」と
「紫」の「Double Dealing Woman」を演っていた。
一聴して虜になり「オリジナルが聴きたい」という気持ちが溢れ出してきて
そこら辺のCD屋など探しまくったのだが、無くてなくて・・・・・・。
オリジナルが聴きたい！気持ちはずっと持ったまま。
この回は録画もせず、総集編を放送したときもタイミングを外し、
映像は手元に無いはずなのだが、なぜか覚えているのだ。
スカパー京都チャンネルで放送してたこともあったのに、契約しとけば良かったなどとしみじみ思う。
ざっと見ても「夢の乱入者」のラベルを貼付けたテープは4本。
どんなアーティストが出てたのかじっくり見るも良し、酒呑みながらリラックスして見るも良し
秋の夜長の楽しみが、またひとつ増えたようだ。

この記事は「夢の乱入者全放送記録データベース[Un Official FanSite]」
を参考にしました。