観戦してきました。2006世界バレー女子 大阪大会 ファイナル

昨日、

「2006世界バレー女子 大阪大会 ファイナル」

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大阪市中央体育館へ、観戦に行ってきました。
今年はワールドベースボールクラシックサッカーワールドカップ
そして、柔道、バレーとスボーツ好にはたまらない1年だったと思いますが
自分自身、テレビ観戦では飽き足らず、せっかく大阪で決勝ラウンドを
やってるんだから見逃す手はないと思い立ち、チケットも取れたので
生の雰囲気を味わってきました。

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さてファイナル。1試合目が3位-4位決定戦、イタリア-セルビア・モンテネグロ
2試合目が決勝戦、ロシア-ブラジル。
3試合目が5位-6位決定戦、日本-中国。

前日、職場レクで飲み過ぎて、案の定12時の試合開始に遅刻してしまったが
何とか、2セットからイタリア-セルビア・モンテネグロを観る事が出来ました。
ディフェンディングチャンピオンのイタリアが1次ラウンドの雪辱を果たすか
それとも、セルビア・モンテネグロが最初で、最後の銅メダル獲得と成るか......。
何れにしても好カード。
イタリア。タレントぞろいで粘りも見せたけれど、
セルビア・モンテネグロの3-0、ストレート勝ち。
何か観てて、「相性なのか?」と思ったのはボクだけ。

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勝戦、高さ&パワーのロシアVSパワー&スピードのブラジル。
ブラジルは今季負け無し。ロシアが土をつけるのか。
否が応でも、胸が躍りますな。
2m2cm。ロシアのエース、ガモワ。大きい。やはり目がいく。
試合は1セット目を、ブラジルのサーブに崩されたロシアが落としたが
2セット途中の逆転で、流れを引き寄せ
ガモワのスパイク、ブロックなどで2、3セット目を連取。
ボクは日本人。ロシアに判官贔屓というか、今季負け無しのブラジルを
沈めて欲しいと内心願っていたが、そうはさせまいと、
ビードで食い下がり、4セット目を取り返す。
勝戦と言うだけあり、プレーからもの凄い気迫が伝わって来る。
ファイナルセットまでもつれ込む接戦。
結果はロシアの優勝だったが、両チームに差はないと思う。
ただ、ロシアに一日の長があったと言う事だろうか。

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日本-中国。
やはり日本戦ともなれば、空席が目立った館内も満員になりました。
直前に後ろの席というか、正確には後ろ上の席に陣取った女子高生が
「ワンジョー」「サオちゃん」など、小山選手や木村選手や各選手が
ポイントを挙げるたびに叫ぶさけぶ。
1セット目、途中まで中国のミス以外、日本のポイント無し。
2セット、3セットとあと一歩まで行くが、肝心な所でミスが。
アテネ金メダルの底力を、見せつけられた感も。
中国の背番号1番、3番凄かった。
普通に戦ってれば、決勝を戦っててもおかしくないチームやからねぇ。

表彰式までいたが、正面からロシア、右にセルビア・モンテネグロ
左にブラジルと並んでいるも、ロシアが表彰されているときの
2位と3位チームが対照的。セルビア・モンテネグロは拍手などして
祝福しているようだったが、対するブラジルはじっとしたままで
よほど悔しかったのだろう。式終了と同時に引き上げてしまった。

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最後に個人賞も発表されたが、日本からはペストセッター賞で
竹下佳江選手が選ばれさらに、MVPも同時受賞。
正直MVPは優勝チームの選手、ガモワやシャチコワ、ゴーディナかとも思ったが
ロシアからはゴーディナ選手がベストサーバー賞に選ばれたのみ。
各方面でMVP受賞で賛否両論、渦巻いてますが
今大会、1m59cmの体格にもかかわらず、トスにサーブにレシーブ、
それにブロックと大活躍で、個人的に受賞してもおかしくないと思っているが。

バレーの試合を生観戦するのは初めてだったけれど
迫力、好プレー、緊迫したプレー。感動して表彰式が終わっても
名残惜しく、会場を後にする気になれませんでした。
選手の皆さん、お疲れさまでした。

さあ、次は12月にドーハでアジア大会が開かれるらしいが
世界の背中が見えてきた日本。
選手の頑張り、柳本監督の手腕でいいチームになったと思うが
この日の他のチームより、おとなしく感じたのは気のせいか。
ブラジルチーム。日本と似たようなチームだと思うが
選手の執念、とくにジャケリネの気迫は凄かった。
日本にもいたよねぇ、吉原知子前主将がそうだったと思う。
元気とはまた違う、闘志を全面に押し出してプレーする選手が出てきて欲しい。