0-2から逆転勝ち。

今日のセルビア・モンテネグロ戦。
日本は負ければ、メダルへの望みが絶たれるまさに

崖っぷち

相手は今大会負け無し。
今大会5連勝。さらにイタリアやキューバも負かしている。

1セット。日本はサーブレシーブを乱されて、イヤな展開。
2セット。25-22と追いすがるも、連取されてしまう。

このまま負けてしまうのか......。

ようやく2セット中盤に、持ち味を発揮し始めたニッポン。
跡が無くなり、3セット目。
流れが来はじめたか。
中でも、竹下選手の連続ブロックポイント&ツーアタック。
あの小柄なカラダで、相手に向かって行く姿。
アツいものを感じました。

完全に流れをつかんだ日本は3セット、4セットと連取。

ついに5セット目へ。
一時足らずも目が離せない、一進一退の攻防が続く。
日本が得点を重ねるたびに、自分自身、自然とボルテージも上がって行き
信じられない気持ちでいながらも、最後にセルビア・モンテネグロのミスで
15点目が入ると、目頭が熱くなっていることに気付いた。
まさか2セット連取されたあと、劣勢を跳ね返して逆転勝ちするとは。

今日は3セットからだけど、トルコ戦のようにブロックが決まっていたし
攻守にわたって、粘り強い試合が出来てましたよね。

さてイタリア戦。メダルへの道は、まだまだ崖っぷちには変わりない。

明日も監督の言葉通り

「土壇場に追いつめられて、力を発揮する」

事が出来るか。それが鍵だろう。